寿司といちご
今日も今日とて朝から病院。
今日は昨日と違っていつも通りご年配の方々でごった返す整形外科。
一時間半待ちということでわたしが東京に行く前にはなかった謎おしゃれカフェでトーストをかじって時間を潰す。
客は他には誰もいない。おしゃれでかわいい店内だが、この土地のメインの住人おじいちゃんおばあちゃん、酒飲みのおっさん、のハートはつかめていない模様。
トーストは250円と安かった。空いてたしよかった。
さて、その後は手術台に登りまして。
麻酔をかけられて手をこれでもかというほど縫われた。これまたおじいちゃんの先生は、わたしの手があまりにも変な縫い方と皮膚のくっつき方をしていたため苦労していた。
わたし「なん針ぬったんですか?」
先生「わかれへん。数えきれんくらい縫った(汗拭き拭き)」
わたしのあまりの不憫さに祖母が夕飯に銀の皿を取ってくれた。
我が実家は、祖父が健在のうちは古き良き下町の商店街で店屋を営んでいた。
そのためか、家には古い日本の家族の形のようなものがまだまだ残っていて、祖母、わが家族、母の妹(つまり叔母)一家が同居している。
よって今日は総勢10人で寿司パーティー。楽しかった。
さて、今日ツイッターを見ていると、いちご100%復活か、というようなツイートを目にした。
いちご100%
この漫画、個人的にはすごく思い入れが深い。
わたしが1年半思いを寄せて撃沈した先輩。その先輩が大好きな漫画だったのだ。
先輩はすごく硬派な人で、かなり意外だったが、先輩に勧められわたしも読んでみた。(借りた)
うーん、好きな人には申し訳ないが、すごくなんというか、
面白くないことはないんだけど、、、というのがわたしの感想だった。
あ、ネタバレするので読んでない人はすみません。。。
まず、わたしはめちゃめちゃ東城綾ちゃんが好きだったので、終わり方が発狂ものだったし…
振られるとこまでは仕方ないとして、東城さんを振った足で西野の家に行き初セックスする主人公、殺すしかない。
というかやはりわたしは女なので、東城さんや西野さんやさつきにどうしても感情移入してしまって、はっきりせず彼女たちを傷つけ続ける主人公のことがどうも好きになれなかった。
イメージでいうと、ヒロインたちの友達目線で読んでいるかんじ。ほんと真中はクソ。なんであんなやつのこと好きになるんだ。
まあ、何が言いたかったかと言いますと。
いちご100%には 前述の西野つかさ、東城綾、北大路さつき、というヒロインたちが出てくるわけですが。
誰か忘れてるって?
そう、主人公の幼馴染の南出唯である。
彼女は他の3人に比べて圧倒的に出番も少なく、また主人公のことを好きっぽい描写はあるが、主人公は全く彼女に興味を示していない。
主人公にとっては「妹的存在」なのである。
わたしは、先輩より1つ年下だった。
大柄で大人びた風貌(老け顔ともいう)先輩に比べ、わたしの身長は先輩の胸ほどしかない。サークルの人は皆、「この二人が1歳しか変わらないなんてね」と口を揃えて笑った。
彼は頼られたがりの性格だったので、彼のことを好きになる前から、仲良くなるためにたくさん甘えた。
大学入学まで東大女子らしく、自立心が強くてなんでも自分でやらなきゃ気が済まない性格だったわたしはどこかに行ってしまって、気がついたら甘え上手で先輩に可愛がられる後輩、になっていた。そして、彼のことを好きになってからは、それが心地よかった。
サークルの合宿で二人で寝て夜中まで喋ったり、トリプルが安くなってるサーティーワンに行ってアイスを頼んだら3つ全部カブって笑ったり、勉強を教えてもらったり毎日ラインしたりお疲れ様って言い合ったり、、、、、、
好き、とかそういうことの前に、めちゃくちゃ楽しかった、そして多分だけど、先輩も楽しかったんだと思う。
わたしは先輩の妹になっていたんだと思う。
真中と唯も、あの二人はなかなかいいコンビだったじゃないか。
いや、でもあの漫画はやっぱフィクションだからさー
現実は、さつきも綾もそんな簡単に吹っ切れないしそんな簡単に前向きになれないし、真中だって今まで通りに接してくれるわけなくて。
なんなら相手にもされない唯なんか相当傷ついてるよ!綾と真中のチッスとか見せつけられてさ!!キレそう。
結論として言いたいのは、先輩は西野つかさが好きなので、西野つかさのエロ同人を検索したらレイプものばかり出てきてなんとも言えない気持ちになったという話。